幾度となく、今までの人生で傷ついてきた。何故、自分は人から言われた事や、行動を真剣に受け止めて心から傷ついてしまうのか。
私は良くも悪くも100%受け取る能力があるのかもしれない。
笑って受け流す人は大人だなと思う。人は人、自分は自分と境界線がはっきりしているのだと思う。
自分なら絶対に言わない事や、行動をされると一瞬心が真っ白になってしまう。
ギャップが大きければ大きいほどショックも大きい。
それが、もしかしたら、逆に自分の心の奥底にはなにかわからない温かい感情があって、それと真逆な言葉を聞いたり、行動を見たりすると、その心が反応しているからではないかと気付いた。
そこに愛情というものが存在しなければ、非情な事も平気でできるだろう。
それが逆に愛が多ければ多いほど、その反作用で心から傷ついてしまうのだ。
こう言うと自分を美化しているように聞こえるが、そうではなくただ単純にそういう仕組みになっているという気がする。
この愛の塊みたいなものがそうでないものを拒否するのだ。
そして、その愛の塊から溢れたひとかけらを人に投げかけた時、相手が拾ってくれると心から嬉しく思う。
中にはそれをあからさまによけたり、打ち返してくる人もいる(投げ返すのとは違う)。
そういう人からは悲しいかな、そっとそばを離れるしかない。
自分の中にある愛に気付いたら、もしかしたら、こんな自分でもこの世の中に少しでも役に立っているのかも知れないなと思える。
そして、温かい言葉や態度、笑顔なども多分人より多く受け取る事のできる私はお得なのかもしれない(笑)。