オリンピックの競技を見て感じた事。
実力はほとんど変わらないのに勝利の差を分けるのはやはり最後にはあきらめない精神なのではないだろうか。
途中で点がリードしているからと言って気を抜いて、油断して最後に相手に点を許してしまう。
何年か前のサッカーワールドカップでもあったな。
もしくは、自分のチームが相手チームにリードされ、意気消沈してしまい重苦しい空気に飲み込まれ結局そのまま負ける。点差が広がっていってもうダメだという空気になる。
結果ばかり気にしている。後の事は考えないでせめて1点取ろうと頑張る。1点取り返す事が出来た。
ちょっとムードが変わる。すると、2点取れたという流れになる事もある。
あきらめるのは結果ばかり重視しているのではないか。
その過程でどうすれば少しでも前進できるかと考えればあきらめるという発想にはならない。
人生もまさにこのまんま。
自分が全力を出し切って生き抜ければそれですべてOKなのではないだろうか。
出し切る事なく回りに振り回され意気消沈してしまって人生を無駄にしてしまったり、他人や社会のせいばかりにしていたら果たして生まれてきた意味があるのだろうか?
また、誰にでもそういう落ち込む時期があるが、時間が傷を癒してくれる。
その時が来たら、さあ歩きだそうと思って歩きだすしかない。
自分自身に対して誠意を尽くすかどうか。
人生は自分自身に対して誠実かどうかであるだけだと私は思う。